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ぱいんはうす岸英明の「世界はグーチョキ天パー」ブログ

「ぱいんはうす」というお笑い芸人コンビの岸英明です!悩める天然パーマ達の味方です!「世界はグーチョキパーで皆違うからあいこでしょ!」と、かつて武田鉄矢が歌っておりましたが、冷静に考えるとグーとチョキだったらグーの方が強く、そこには明確な強弱関係があります。皆違って皆良いけれども、弱きを助け強きを挫きたいという感覚の下、ふんわり日常の思ったことを書いていきます!!

中高生にとっての流行の音楽の知識

中高生にとって学校における重要なステータスと言えば、「顔・髪型・制服の着こなし・運動神経・所属している部活動」がある。これらの総合力がそのまま学校内での実力であることは皆さんご存知のことと思う。

 

しかし、上記の項目以外に重要な隠しパラメーターが存在する。

 

「流行りの音楽の知識」だ。

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所謂イケている生徒達は、日々会話の中でこの辺りの探り合いをしている。そこで無知をさらけ出し恥をかくことは自分の地位を下げることにつながる。だからカウントダウンTVなどの音楽番組は欠かさずチェックするわけである。

 

しかし、そうしたグループに属さない、僕みたいな人間は今どんな曲が流行っているかなど知らないし、興味もない。つまらない音楽番組なんかよりドラえもんクレヨンしんちゃんを見る。それこそが男子中学生の本懐だと思っていた。

 

それまで、音楽の知識の有無が自分に影響を与えることなどないと思ってきた。

 

しかし、ある日突然その時はやってきた。

 

中学2年の時、いきなり、「給食の時間にかける曲のリクエストを取る」という名目のアンケートをクラス全体に配り始めたのである。しかも、完全記名式な上にその場で記入しろと言うのだ。生徒会が決めたことなのだろうが、余りにもデリカシーがない。初対面の女性に下着の色を尋ねるがごとき下衆な行為。


僕は焦った。


流行りの曲など何も知らない。


そもそも曲をほとんど知らない。


かろうじて知っている曲と言えば、「ポケモン言えるかな?」と「とりかえっこプリーズ」あとは学校で歌ったことのある曲を少し、その程度だ。

さすがに中学2年生で、小学校のときに流行ったポケモンの曲を書くわけにはいかない。

 

アンケート用紙には、氏名と曲名とアーティストを記入する欄があった。


僕はわからなかった。


「アーティスト」ってなんなの???


え??芸術家???


なになに???


作曲者??作詞者??歌手???もしくは全部??どれ???


音楽の知識が乏しい僕はそれすらも理解できなかったのである。


どうすればいい?どうする岸英明??


脳がフル回転した。


俺ならできるはずだ。考えろ。考えるんだ!!!


何も出てこない。


それもそのはずだ。何も知らないのだから。


アンケート記入のタイムアップが迫っていた。


僕は大量の冷や汗をかき、唇は紫色になり、目は血走っていた。


頭の中ではそれまでの短い人生の走馬灯とともに、BGMが流れている。BGMはもちろん「ポケモン言えるかな?」と「とりかえっこプリーズ」だ。何故なら、その曲しか知らないからだ。


もうだめだ・・・。


諦めかけたその時、前日テレビでちらっと見かけた映像が脳裏をよぎった。たしか「夜空ノムコウ」を「スガシカオ」という人が歌っていたはずだ。


これだっ!!!!これしかない!!!


SMAPの「夜空ノムコウ」は小学校の時に授業か何かで歌ったから、さすがの僕も知っていた。

「 だったら、夜空ノムコウSMAPと最初から書けばいいじゃないか」という人は、平気で初対面の女性に下着の色を訊いてしまう人だろう。


過去に学校で歌った曲を書くということは、「ウンパッパ」「マイバラード「魔王」などを記入することと同様、音楽の知識の無さを自ら露呈する自殺行為だ。それにいくらJ-POPを知らなくても、給食の時間に「お父さーん、お父さん、それそーこにー」なんて聞きたくもない。

 

もう時間がない。僕は急いでアンケートに記入した。
・曲名: 夜空ノムコウ
・アーティスト:スガシカオ


しかしながら懸念点は2つあった。


1つ目は、「アーティスト」とは歌手で合っているのか。
2つ目は、「スガシカオ」とは一体何者なのか。他に何を歌っているのか。いやそもそも、スガシカオってどこで区切るの?スガシ・カオ?スガ・シカオ?誰なんだ一体。

 

そしてとうとうタイムアップになり、アンケートの回収が告げられる。


案の定、前の席の男子が僕のアンケート用紙を確認してきた。


「岸くん、何書いた?!え?意外!スガシカオ好きなんだ??」


「うん、そうなんだよー!(こいつスガシカオを知ってやがる・・・そりゃ意外だろうよ。そんな話したことないからな。しかし今一つ、確かなことが分かったぜ。発音の区切りはスガシ・カオではなく、スガ・シカオだということだ。)」


「でも、夜空ノムコウってSMAPの曲じゃないの?」


「いやあ、スガシカオの歌ってるやつがいいんだよね!声が渋くてたまんないんだよねぇ!(スガシカオは一体どんな声なんだ?覚えてない。渋いという表現で合ってるのか?もうこれ以上つっこむな!てかスガシカオって誰やねん)」


「僕はスガシカオよくわかんないけど、そうなんだねえ」


「うん!なかなかいいよ!(きたぁぁぁ!!!こいつ名前こそ知ってたものの完全スガシカオ素人じゃねぇか!!!ビビらせやがって!!勝った!!!第三部完!!!!)」

 


こうしてアンケートは無事回収された。


僕の顔には生気が戻り、汗もいつの間にかひいていた。


そして僕は決意した。


今週はカウントダウンTVを見よう。

 


おわり

「僕」から「俺」に変わるとき

思春期。


それは人生で一番厄介な時期であり、色々な面で変化の大きい時期だ。大抵は中学校入学あたりでやってくると思われる。

急激に身長が伸び、声は低くなり、突如としてエロくなり、親と一緒に外食に行きたくなくなり、ブリーフを着用することに恥じらいが生まれる。

そんな時期だ。


そしてその時期、一部の男子達は恐ろしく厄介な壁に直面する。

 

今まで使用してきた一人称の「僕」という言葉が、使用できなくなってしまうのである。

 

厳密には使っても問題ないのだが、自分を「僕」と言うことに対し、恥ずかしさを覚えるようになってしまう。 今まで何の違和感もなく使ってきた「僕」という言葉が、何故か貧弱に感じられ、真面目で大人しいお坊ちゃんというイメージが付いて回るようになる。「僕」はもう使いたくないのに、すでに定着してしまっている「僕」キャラ。周りからの目、印象。

 

 

ど、どうすればいいんだ!!!!!!!!ちくしょおおおおお!!!!!


 
 
小学生時代から一人称に「僕」を長らく使用していた男子達は、突如出現したその壁に困惑する。しかし、絶望に打ちひしがれている時間はない。悩んでいる時間なんてない。

 

 

こ、ここで変えなければ、僕は・・・僕は、ずっと「僕」のままなんだっっ!!!!!そんなの嫌だ!!!!!!!

変わるんだ!!!!変えるんだ、自分をっ!!!!!!!!

冷静になれ、冷静になるんだ。

「僕」の使用が不可能となると残された選択肢は5つ・・・。「自分」「おいら」「おいどん」「わし」「俺」。

「自分」は、ぽっぽやの高倉健もしくはヤクザの下っ端のイメージが強すぎる。

「おいら」は田舎くさいし馬鹿っぽい。

「おいどん」は論外。

「わし」は両津勘吉か老人しか使っていない。


やっぱり「俺」しかないのかあああい!!!!!!!!!!!!!

 

 


そう。どんなに考えても、中学生男子に許された一人称は結局「僕」と「俺」しかない。

日本語というものは様々な表現方法があり、趣のある言語なのかもしれないが、一方で選べるが故の不自由がある。母国語が英語だったら悩む必要はない。しかし、そんなことを考えても時間の無駄だ。


「僕」を使えなくなった、僕たちに残された道は「俺」を使う他にないのである。問題となるのは、「僕」を「俺」にどうやってシフトさせていくのかだ。

 

 

ステップ1:己の「俺」への違和感の克服
突然「俺」を使い始めたことに対する周囲の好奇な目もさることながら、最初は自分の使う「俺」に自分自身が慣れなければならない。そこに迷いがあれば、いざ日常で使ったときに偽物の「俺」であることがばれてしまう。
幸いにも僕らが中学生に上がった頃は、遊戯王カードが大流行していた。その勝負の場面では、共通言語のように誰しもが「俺のターン!!!」と叫び散らかしていたので、この場面を利用して「俺」への違和感を克服していった。


ステップ2:さりげなく「俺」を混ぜていく
いきなり全ての局面で「俺」に変えるのはあまりにも危険すぎる。「キャラちげー!きも!」と思われかねない。まずは返答の中で織り混ぜていく。例えば、「これ誰の?」と言われたときに、「あ、俺の!」といった具合に受動的に使っていく。自分から話すときには積極的に「俺」を使わないことがポイントだ。


ステップ3:仲良しグループの友達から攻める
校内ヒエラルキーの同階層にいる所謂イケてない友達たちとの会話では全て「俺」に統一する。彼らとは緊張感なく話せるし、違和感を持たれてもダメージが少ない。


ステップ4:全ての一人称を「俺」へ
ここまでくると大分、僕が「俺」を使うことが浸透してきている。多少違和感を抱かれる場面もあるかもしれないが、ステップ3までの経験を生かし、堂々と僕が「俺」であることを主張していく。

 


以上のステップを経て、僕は一年をかけて「俺」に移行した。簡単なようで果てしない道のりだ。

 

今の「俺」があるのは、あの時の「僕」がいたからだと言っていい。

 

 

同様な言葉のシフトで、「お父さん」を「親父」に変えるという作戦は失敗に終った。
あれは無理だ。

 

てか、父親を「親父」って呼んでる人一体何なの。


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おわり

金スマ社交ダンス世界選手権へ始動(2017.2.24)

20:57~世界選手権に向けて始動した、キンタロー。さん・ロペス(俺)ペアの様子が放送されます!!

今回は、三笠宮杯という競技ダンスマチュア最強を決める試合に出場しております。


WDSFシニアⅠ世界選手権に向けての練習を続けていますが、姿勢やウォークのやり方など、基礎的な部分からの改善を行っています。細かい話ですし、遠回りのようですが、やはりベースとなる部分から鍛えないとうまくはなりません。

フィジカル面では、やはり足首や足の裏の筋肉を鍛えること、またぶれずに動くための体幹の筋肉(腹筋・背筋・腹斜筋)を鍛えることを重点的に行っています。

ボディが滑らかに動くようにアイソレーション(体をバラバラに動かす練習)もやっています!

今後はスタミナ面のトレーニングもやらなければいけないです。。。苦手。。

ベストボディ終わってから好きなもの食べまくってパツパツになってきているので、また減量します!!スタジオではたぶん顔パンパンですが気にしないで下さい!!

課題はたくさんありますが、上達して世界選手権で結果出せるように頑張るので皆さん応援を宜しくお願いします!!!!!

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下校時の「お帰りなさい」に何と返したらいいのかわからない問題

その昔、小中学生時代、僕を悩ませ遂にはその正解を見つけられなかった一つの問題があった。

 

下校途中、家の近所の人に「お帰りなさい!」と言われた時に何と返したらいいのか分からず、「あ、、ただklsんvkjjす・・・」とゴニョゴニョっとした返事になってしまうという問題だ。

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僕は日々この「お帰りなさい」に怯えていた。家の近くに帰ってきたとき、「お帰りなさい」を言い放ちそうな誰かが道にいたら、敢えて遠回りをしてしまう時もあった。そのくらい僕にとってこの「お帰りなさい」は恐ろしかった。

 

決して恥ずかしくてゴニョゴニョしていた訳ではない。登校時の「行ってらっしゃい」にはきちんと「行ってきます」と返せるのだ。ここで「だったら一体何が問題なの?」と思った人は、国語への意識が低いか、誰に対してもひょうきんに振る舞える無敵キャラであったかのどちらかだと思う。そういった人たちはきっと、「普通に『ただいま』でええやないかい!!!」と言うだろう。

 

何も気にせず「ただいま」と普通に返せたのなら僕だって悩みなどしない。

ゴニョゴニョしてしまう原因でもあり、僕が感じていた最大の違和感は、「ただいま」が明らかにタメ口であるという点だ。

 

「行ってきます」はデフォルトで敬語であり一定の距離感を保てるのに対して、「ただいま」はもろにタメ口だ。あまりにも馴れ馴れしい。

かと言って、「ただいま」を丁寧にしようとして、「ただいま帰りました」とすると今度は重々しすぎる。戦争から帰ってきた兵士かと思われてしまう。

一方で、「ありがとうございます」や「こんにちは」などと返せば一見無難に思えるが、冷静に考えると返事として噛み合っていないし、面倒くさがって適当な返事でスルーしている印象を与えかねない。

また、「お疲れ様です」と言うのはさすがに渋すぎる。今度は、出先から帰ってきた営業マンかと思われてしまう。

 

 

こうして考えていくと、近所の人の「お帰りなさい」に対して小中学生が返すための言葉は、現在の日本語には存在しないといっていい。

 

もはや唯一の解決策は、近所のおじさんおばさんの「お帰りなさい」を封殺する以外にない。

「お帰りなさい」ではなく「こんにちは」に統一してもらえれば、子供たちも迷うことなく「こんにちは」と返せる。そうなれば、もう怯えて遠回りする必要も、涙で枕を濡らす必要もない。毎日安心して下校に専念できる。


皆さん。


近所の子供たちへの「お帰りなさい」を「こんにちは」という表現に変えましょう。
子供たちは「お帰りなさい」ではなく、皆さんの「こんにちは」を必要としています。


ご協力よろしくお願いします。

 


おわり

 

 

 

初日の出について太陽に怒られてしまうかもしれない

年末年始は実家のある静岡県藤枝市に帰省した。

 

僕は小学校5年生のときから、なぜか毎年初日の出を見に行っている。いつも行く場所は、左手に富士山を右手に初日の出を眺められるという藤枝市最強のスポットだ。
藤枝の清水寺を越え、更に山を登っていくと、34.8882°,138.2397°のあたりにその場所がある。

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歩けば自宅から40分以上はかかりそうな山道を、全力で走って登るのでとてつもなくしんどい。太腿筋と背筋がやられる。普段鍛えていなかったら、初日の出を見る前に息絶えているだろう。

 

EXILEが好きそうな言い方をすれば、ランニング・トゥ・ザ・ライジングサンとでも言うべきこの行事は大学入学してから毎年自分に課している儀式である。このしんどい儀式を元旦に行うことで、今年も何とかやっていけそうな気がするのである。

 

しかし、冷静に考えると、僕にとってこのライジングサンは一年のうちで最初の日の出でもあり、最後の日の出でもある。
太陽は毎日ライジングしているのであって、この日だけライジングしているわけではないのにも関わらず、僕という人間は1月1日のライジングサンだけを見に行き、お祈りまでしてしまうというミーハー振りを遺憾なく発揮している。

 

普段ほとんど会うことも、これから会う予定も特になさそうな友人に、誕生日の時だけLINEグループやFacebook等で「誕生日おめでとう」的なメッセージやコメントを送ってしまうという、例のアレに似ているのかもしれない。

皆やっているからやらなきゃ的な、同調圧力にも似た何かによって半強制的に行っている可能性を拭い去れない。

 

本当に心からの気持ちなのか義務感なのか。

 

初日の出の時、あれだけ太陽に感謝したのは虚構の感情だったのか。

 


こんなことでは、太陽から、
「どうせ皆が見に来てるから来てるだけで、本当にめでたいなんて思ってないんだろ!!皆が見れるグループやタイムラインに敢えて誕生日メッセージを書くことで、人をお祝いできる心の余裕と温かさを兼ね備えた人間なんですアピールをしたいだけなんだろ!!!初日の出を拝んでる自分をSNSに上げて、こういう伝統的な慣習を重んじる清らかな心の人間なんですアピールをしたいだけなんだろ!!!」
と物凄い剣幕で言われてしまうだろう。

 

確かに太陽の言うとおりだ。そう思われても仕方がない。

 

誠意を見せるには、友達に対しては誕生日だけではなく、何でもない日に何の脈絡もなく突然「いつも元気でいてくれてありがとう」とメッセージを送り恐怖を与え、太陽に対しては「初」ではない日の出を見に行き、感謝の気持ちをもって全力で拝むこと。これしかない。

 

そう、これしかないんだ。

 

僕は決断した。

 

今年は何でもない日に、日の出を拝みに行こう!!!

 

いや、誰か一緒に行きませんか?

 

 

おわり

ベストボディジャパン2016日本大会出場してきた

11月27日にベストボディジャパン2016日本大会に出場してきた。

 

この大会は、各地方大会で3位までに入賞した者たちが集まり、ベスト・オブ・ベストボディを決める試合だ。
会場は、グランドプリンスホテル新高輪・飛天の間。
最近で言うとDAIGOさんと北川景子さんが挙式を上げ、毎年FNS歌謡祭が行われるその場所で、マッチョ達が上半身裸になって競い合う。

 

受付を済ませ控え室に入ると、髪をバッチリきめた色黒でガタイのいい男達が、カーボアップのためのバナナや干し芋などを食べたり、スマホをいじったりしている。
試合前の緊張感ある雰囲気の中、強そうな色黒マッチョ達に囲まれて、正直僕は震え上がっていた。実際は優しい人がほとんどなんだとは分かっていてもやはりびびってしまう。

 

イチローが「トラとかライオンはウエイトトレーニングなんてしない」などと言い、筋トレへの否定的な見解を述べたことに対し、ダルビッシュが「いつまでもウエイトトレーニングしないシマウマのままではライオンには勝てない」みたいな事を言っていたのを思い出した。

 

明らかに僕はウエイトトレーニングしたタイプのシマウマなので、本能的にライオンっぽい人にはびびってしまうのかもしれない。


そのうち、ステージ上でスタッフの方々から諸々の説明があり、早速僕の出場する「フレッシャーズクラス(~29歳)」の集合・整列が始まった。

選手は出番が近づくと皆パンプアップを行う。

「パンプアップ」というのは、ゴムチューブやダンベルで筋トレしたり、その場で腕立てなどを行い、筋肉に血流を送り込み大きくする作業だ。筋肉のキレを出すために、前日から水分をかなり抜いているのでこの作業がかなりしんどい。

しかしながら、上裸のマッチョ達の群れが「ふんふん」言いながら、必死に追い込んでいる様子はなかなか見物である。こうした生物の群れは自然界ではなかなかお目にかかれない。

筋肉に興味がない人達はこれを「こわい」「きもい」と言うかもしれないが、勝負のために全力を尽くそうとする姿は美しい。

 

そしていよいよ予選開始。

 

ステージに10人ずつが出て、フロントポーズ、サイドポーズ、バックポーズと規定ポーズを行い、その後1人づつステージの中央に歩み出てフリーポーズを実施し、また定位置に戻る。

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熊谷真士さんとの浅草撮影で身につけた伝説のポーズ

 

 

この一連の流れが終わると僕らは退場となり、次の10人が入場する。

これで僕らの出番は終了だ。本当にあっと言う間だった。

 

しかし予選が終わり、先程までのピリピリした空気が消えると、鍛えている者同士の連帯感によりすぐに仲良くなれる感じがある。そこにはシマウマもライオンもない。ここまで体を作り上げてきた者同士、お互いを心から認め合えている気がする。

そんなとき「いやあ、筋トレって本当にいいもんですね」と言っている水野晴郎の姿が目に浮かぶ。

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友人達との写真!!!

 

その後、だいぶ長い待ち時間のあとで、50人の予選審査を通過したファイナル進出者15人が発表された。

残念ながら、今回のベストボディジャパン日本大会ではファイナルに残れなかった。入賞の面々はもう皆化け物揃いだった。てかレベル高!!!

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入賞者の面々。かっこよすぎ。

 

 

悔しくないと言ったら嘘になるけど、今回ベストボディジャパン初出場でこの日本大会に出られたということは光栄だったし、ベストボディに出ることで自分史上最高ボディを実現できたと思う。何より筋肉友達が増えたこと、これが一番良かった。

 

チャンスがあればまた来年も出てみたい。

もう来年は30歳になっているのでミドルクラス(30歳~39歳)になってしまうけど!!!!

てかもう三十路かよ!!!!

いや、でも落ち着け!!!10進数だから焦る気がするだけで、13進数の世界だったら、まだ24歳だ!!!大丈夫だ・・・。

ちなみに、三十路と言ったら19歳の頃からお気に入りの曲、ケツメイシの「三十路ボンバイエ」!!!結構いい曲です。

 

まだまだ夢も捨てたもんじゃないし
裸の心色あせてないし
やり続ける美学
忘れてないBig up Big up
三十路 三十路ボンバイエ!!!

 


そして最後に!!!
応援して下さった皆さん!!!会場まで見に来てくれたファンの方々!!!本当にありがとうございました!!!!今後とも色々と応援よろしくお願い致します!!!

 


おわり

 

ファミリーマートの恐怖~合宿免許WAO!!

僕はファミリーマートをよく利用する。ファミマに売っているプリマハム国産スモークササミを購入するためだ。

あれがコンビニのスモークササミの中で一番美味しいと思う。殆どのファミマで買えるのは本当にありがたい。

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しかしその恩恵を受ける反面、僕はいつも恐怖に怯えながら入店している。

 

 

僕の恐怖の対象というのはファミリーマートの店内放送だ。

 

 

ファミマに入る度に何故かいつも耳にする、
「マンギョンボン号(?)を世界へお届け!でんぱ組incで~す!私たち実は合宿免許WAOで運転免許をとりました!!私も行きたかったなぁ。運転免許をとるなら合宿免許WAO!!」
みたいなやつが恐ろしすぎるのだ。

 

僕だって最初は何とも感じなかった。しかし何度も繰り返されるうちに脳がやられ、いまや聞けば発狂しそうになるレベルにまで達している。

 

でんぱ組incを詳しくは知らないが、少なくともマンギョンボン号を世界へお届けするグループでないことは流石にわかる。しかしそうとしか聞こえない。その歯痒さに加え、合宿免許WAOというワード・独特のテンポ・リズム・声のトーンそれら全てが絶妙に交錯し合い、店内にいる僕を自我の崩壊へと誘う。

 

――虎穴に入らずんば虎児を得ず
あの店内放送を聞かずして、プリマハムの国産スモークササミは買えない。葛藤はありながらも、勇気を振り絞り僕はファミリーマートに通い続けてきた。
しかし、その結果、幾度となく刷り込まれ続けた僕の脳はふとした時や夜寝る前にもあの放送を思い出してしまう。

 

マンギョンボン号を世界へお届け!!でんぱ組incでーす!!!私たち合宿免許WAOで運転免許とりました!!!合宿免許WAO!私も行きたかったなぁ!!合宿免許WAO!がっしゅくめんきょWAO!!!合宿免許WAO!!!閉店ガラガラ!!出た!WAO!!!私も行きたかったなぁ!!マンギョンボン号!!!合宿免許WAO!!!合宿免許WAO!!免許とるなら合宿免許WAO!!!!!!!!!

 


う、うわあああああぁぁぁあぁあ!!!!!!!!

 

 

 

狂いました。

 

 

 

おわり

ブタさんをバカにするなぁ!!!

この日本において、豚(ブタ)という言葉は何かと悪いイメージをもって使われることが多い。
人に向かってシンプルに「豚」と言った場合、それはどう考えても悪口として認識されるだろう。

 

例えば、「金髪ブタ野郎」、「メス豚」、「豚に真珠」、「飛ばねえ豚はただの豚だ」、「ブタ(役のない手札)」

など豚という言葉はやはり良くないイメージのもとに使われてしまう。

 

豚という言葉に対して皆が持つ一般的なイメージは、恐らく「デブ、ブサイク、不潔、無能」といった具合だろう。

しかしながら、それは豚という生き物の実態とは全くかけ離れたイメージである。

豚は実に優秀な動物であり、皆の認識は間違っていると言わざるを得ない。僕は豚という生き物に敬意を表し、これ以降はきちんと「さん」付けし、「ブタさん」と呼ばせてもらう事にする。

そして間違った認識をひとつひとつ正していきたい。

 

・デブ
ブタさんの体脂肪率をご存知だろうか。
家畜として飼われているブタさんでさえ体脂肪率は14~18%だという。
これは成人男性の平均的な体脂肪率15~20%並みだし、女性だったらトップモデルクラスだ。どう考えてもデブではない。

 

・ブサイク
本当にブタさんはブサイクなのか。確かにちょっとブサイクなブタさんもいるかもしれない。しかし、それは人間でも同じだと思う。というか顔の良し悪しなんてものは各々の価値観だ。基本的にはブタさんはかわいく、めちゃくちゃ愛くるしい顔をしていると僕は思う。特に映画「ベイブ」のあのブタさんはもう本当に可愛くてかわいくて一緒に寝たい。

 

・不潔
それは人間が劣悪な環境で飼育してるからだ。動物に不潔もくそもあるだろうか。そもそもブタさんはものすごくナイーブな動物らしく、不衛生な環境では病気になってしまうそうだ。ブタさんは本当は綺麗好きなのである。

 

・無能
ブタさんのどこが無能なのだろう。高級食材トリュフ探索の役に立ち、犬と同様に芸も覚えるというのだ。決して無能などではない。


以上からわかるように、ブタさんの悪いイメージというのは全くの事実無根であり、ただの虚像にすぎない。

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むしろ、このブタさんに対する正しい認識が広まれば、自ずと「豚」という言葉は良い意味のもとに使われること請け合いだ。

 

「豚」という言葉は、「スマート、イケメン・美女、清潔、有能」など様々な良いイメージを含有する最上級の褒め言葉になるだろう。
イケメン俳優やマッチョや知識人や美女モデルなど何か秀でたものを持っている人々に対しても「豚」といった表現がやはり一番しっくりくるようになるし、今までマイナスの意味として使われてきた言葉は、全く別の意味合いを持つようになる。

 

先に上げた例について言えば、

 

金髪ブタ野郎 ⇒ スーパーサイヤ人

メス豚 ⇒ トップ美女モデル

豚に真珠 ⇒ 鬼に金棒

飛ばねえ豚はただの豚だ ⇒ 飛ばなくてもただの豚で十分だ

ブタ(役のない手札) ⇒ ロイヤルストレートフラッシュ

 

上記のような意味に変わってくるに違いない。

 

 

ところで、なぜ僕はこんなにもブタさんの肩を持つのだろう。
家族にブタさんがいたとか、ブタさんに命を救われたことがあるとかそういう経験は全くない。

 

自分でもわからない。

 

「過ちて改めざる是を過ちと謂う」という諺がある。

僕はブタさんの悪いイメージが実際と違うことを知ってしまった。
間違っていると分かっていて何故正さないのだろうか!!!それこそが本当の過ちではないだろうか!!!!ブタさんがこれ以上バカにされるのをただ黙って見ているわけにはいかない!!!

 

だから言いたいっ!!!

 

 

ブタさんをおおおお!!!!

 

バカにするなあぁぁあああ!!!!!

 

!!!!!!!

 

 

 

狂いました。

 

 

 


おわり

金スマの社交ダンス企画にまた出た(そして日本代表になった)

2016年10月7日(金)放送の「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(金スマ)の社交ダンス企画に、またまた出させて頂きました。

 

ロペスです。

またの名を岸英明と言います。本名です。

コンビ名は「ぱいんはうす」です。

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金スマ見て下さった皆様、誠にありがとうございました!!!


今回は山本アナ・市來玲奈ちゃん組との対決ではなく、ラテンアメリカンというジャンルの方で試合に出てきました。

僕とキンタロー。さんが学生時代からやっていたのはこのラテンアメリカンの方でして、「サンバ・チャチャチャ・ルンバ・パソドブレ・ジャイブ」の5種目があります。

 

出場することになったのは、JDSF主催の北海道グランプリ。
そこで行われる、シニアⅠの世界選手権に向けたアマチュア日本代表選考会。

 

シニアⅠというのは、年度末に30歳と35歳以上の組み合わせのカップルが出られるセクションのことです。
僕とキンタロー。さんは奇遇にも今年度ちょうどその条件が満たされる歳で、かなりタイミングが良かったです!!!

 

短い期間での練習でしたので、先生に教えてもらいながら、二人の合う時間の中で集中して練習しましたが、5種目はきつすぎる!!!!

1分30秒×5種目はもうたまらなくハードです。練習ではぶっ倒れるかと思いましたし、きつすぎてうんこもれるかと思いました。


5種目もあるので、振り付けを覚えるのも一苦労で、シャドー練習を家の前の車道でやらないと間に合わないような感じでした(車道練)。

 

でもその甲斐あってか、なんとか優勝することができ、2017年のWDSF世界選手権にシニアⅠの日本代表として出られることになりました!!!!!わーい!!!

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※写真提供 kaoring*worksさん

 

 

応援してくださった皆様、誠にありがとうございました!!!

山本アナも玲奈ちゃんも応援に北海道まで来てくださり本当にありがとうございました!!!

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しかも、試合当日は北海道に住む筋トレ仲間も応援に来てくれ、上裸になる口実ができ、とても嬉しかったです。

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ところで、色んな人から「なんでロペスと言われてるの?」と聞かれますが、あれは7月15日放送の金スマ内で、SMAPの中居さんが僕の顔を見て「DeNAのロペスに似てるね」とおっしゃって下さったのがきっかけです。

 

それ以降、金スマでは岸ではなくロペスと呼ばれるようになりました。

 

鼻や口のあたりが何となく似ているような似ていないような気がしますが、あの中居さんに直々に名付けてもらえたので最高に嬉しいです!!!

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しかも、リアルロペス(ホセ・ロペス)は今年活躍しまくっているじゃないですか!!!!

横浜DeNAベイスターズは初のクライマックスシリーズ出場、ついには広島カープとファイナルステージで優勝をかけて勝負するというところまできてます!!!

 

す、すごい!!!!

 

優勝してほしい!!!!!

 

あと、一緒に写真とりたい!!!

 

DeNAのロペスさん!!!僕は一緒に写真をとりたいです!!!!

お願いします!!!

 

日本語読めないかもな・・・。

 

英語でも書きます。

 

Hello, Jose Lopez!!!!
My name is Hideaki Kishi also called Lopez.
If you'd like, may I have a picture taken with you?

 

よし。これで大丈夫だ。

 

 

おわり

 

「君の名は。」を見てきた

君の名は。

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今、巷で話題のアニメ映画である。

 

僕はこの手の恋愛アニメ作品が苦手で、通常ならば決して見にいくことはない。しかしながら、かなりの勢いで流行っているため仕方なく見に行ってみた。無論、独りでだ。

それは面白そうだから見たいと言うより、批判をするため「見た」という実績がほしかっただけだ。

 

イケメンと美女の恋愛など共感できない。ありきたり。内容が薄い。全てがうまく行きすぎ。つまらない。生暖かくて気持ち悪い。ゲロ吐きそう。

 

などと、まだ見てもいない段階から批判意見を引っ提げ、こきおろし精神全開で「君の名は。」に挑んだ。

 

 

やはり、冒頭はイケメンと美女の爽やかな日常から始まる。この手の作品にはありがちだが、おじちゃんおばちゃん以外、登場人物全員イケメン美人ときた。

待ってましたとばかりに僕の脳内では、準備した批判項目リストにチェックが入っていく。

 

「あーはいはい、人格入れ替わるのね。よくあるよくある。順風満帆な学園生活だね、あーきもちわる」

 

物語はどんどん展開していく。

 

「ふーん。へぇ・・・」

 

「・・・・・」

 

途中から僕は無心で映画に見入っている自分に気が付いた。俯瞰して見ていたはずが、完全に物語に入り込んでいた。

 

瀧(主人公男)「俺泣いてるのか…?」

 

三葉(主人公女)「私泣いてる…?」

 

 

岸英明(俺)「俺も泣いてる…!?」

 


中盤を過ぎた辺りからもう涙が止まらなくなっていた。
何だ。これは。こ、こんなつもりでは。
ミイラ取りがミイラとはこの事か??!

 

迎合しないはずが!!!くそ!!くそ!!!!めっちゃいい作品!!!!!!!

 

もう批判とかイケメンとか美女とかどうでもいい!!!
俺は今猛烈に感動している!!!!それだけは否定できない!!!

 

瀧頑張れ!!!!!三葉走れ!!!!
よかったなぁ!!!一瞬でも会えて!!!!
三葉走れ!!助かれーーー!!!!
ま、まじかよ・・・二人とも思い出せ・・・
もう一度巡り会えてくれ・・・

 

終盤はもうボロボロ泣き散らかし、手を合わせ二人の再会を祈っている自分がいた。

 

2時間前の自分に会えるなら心底怒りたいと思った。見る前から決めつけるんじゃあねぇ!!!この物語。最高だぜ。

君の名は。」は本当に最高の作品だった。僕は100点満点中、95点をつけたい。

 

 

映画を見終わった後、ポップコーンのカスを身に纏った男は、放心状態のまま映画館を出た。

 

 

そして思った。

 

 


こ、恋がしたい。

 

 

おわり