「君の名は。」を見てきた
「君の名は。」
今、巷で話題のアニメ映画である。
僕はこの手の恋愛アニメ作品が苦手で、
それは面白そうだから見たいと言うより、批判をするため「見た」
イケメンと美女の恋愛など共感できない。ありきたり。
などと、まだ見てもいない段階から批判意見を引っ提げ、
やはり、冒頭はイケメンと美女の爽やかな日常から始まる。
待ってましたとばかりに僕の脳内では、
「あーはいはい、人格入れ替わるのね。よくあるよくある。
物語はどんどん展開していく。
「ふーん。へぇ・・・」
「・・・・・」
途中から僕は無心で映画に見入っている自分に気が付いた。
瀧(主人公男)「俺泣いてるのか…?」
三葉(主人公女)「私泣いてる…?」
岸英明(俺)「俺も泣いてる…!?」
中盤を過ぎた辺りからもう涙が止まらなくなっていた。
何だ。これは。こ、こんなつもりでは。
ミイラ取りがミイラとはこの事か??!
迎合しないはずが!!!くそ!!くそ!!!!めっちゃいい作品!
もう批判とかイケメンとか美女とかどうでもいい!!!
俺は今猛烈に感動している!!!!それだけは否定できない!!!
瀧頑張れ!!!!!三葉走れ!!!!
よかったなぁ!!!一瞬でも会えて!!!!
三葉走れ!!助かれーーー!!!!
ま、まじかよ・・・二人とも思い出せ・・・
もう一度巡り会えてくれ・・・
終盤はもうボロボロ泣き散らかし、
2時間前の自分に会えるなら心底怒りたいと思った。見る前から決めつけるんじゃあねぇ!!!この物語。最高だぜ。
「君の名は。」は本当に最高の作品だった。僕は100点満点中、
映画を見終わった後、ポップコーンのカスを身に纏った男は、
そして思った。
こ、恋がしたい。
おわり